Withmk2さんのところですこし前に強いデッキとはデッキ内総マナコストが200以下という記事がありましたが、マナコストが200切れると強いというのには共通点があるのではないか?と思いレシピを漁ってました。

結果、私はデッキ内の各カードの役割が自分の中ではっきりしているかどうか?という点が非常に大きいと考えました。

フォーマットの都合上自分のターン1回につき相手のターンが3回あるので貴重な自分のターン中に重たい呪文撃って残りの3ターン相手の挙動に一切干渉できず…ってのは根本的に弱いです。自分のしたいことを展開しつつ、相手の動きを牽制するという動きができるデッキかどうか?という部分でマナコストが軽いは強い。という共通点が見受けられました。これはどのフォーマットでも言えることですが、相手のターンの方が多い多人数戦ではより重要なポイントだと思います。

MTGのカードは一枚のカードの中に選択肢があったりするとカードが重くなる傾向があります。(チャーム系やキッカー付き呪文素撃ちなど)
EDHはカードプールや卓の面子によって自分の持ち込んだデッキ内に有利なカード不利なカードができてしまうのは必然なので、デッキを組む際にどうしても「軽くてシンプルなカード」よりも「選択肢の多い代わりに重たいカード」を優先して入れがちだと思います。
そんなカードも案外スタート地点に戻ってくると削れます。削りましょう。

では何を削るのか。
レシピ漁ってたら《化膿/Putrefy(RAV)》とか《屈辱/Mortify(GPT)》みたいな細かい選択肢のカードを多く見ました。
一見色が合えばとりあえず入れとけ系のカードに見えますが、《四肢切断/Dismember(NPH)》と《解呪/Disenchant(MMQ)》、《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》、《消去/Erase(ULG)》に別れます。(まぁ1マナの啓蒙か2マナの解呪かと聞かれると流石に解呪積んでしまいますが…)

別に置物割る理由がなければ《四肢切断/Dismember(NPH)》や《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》などだけでいいですし、デッキスペースもデッキを回数回せば自ずと見えてくると思います。

個人的には色拘束にもよりけりですが、2マナと3マナの間に壁を感じました。


初心者の方でも見えにくい部分ですが案外この辺を気にしてみるとデッキが強くなるかもしれません。《質素な命令/Austere Command(LRW)》も抜く選択肢に入ります。
私もかなり最初の頃はRAVのバウンスランド割られなければちょーつえーと思ってましたが、軽いカードを積むようになってからはマナバーンするんで抜きました。

コメント

タムー
2011年7月30日12:36

マナバーンは今もするんですか?

いとりな
2011年7月30日13:21

M2010以降マナバーンは廃止されたのでしません。
そういう意味ではなく、フェイズ中に青黒とか出しても青1マナしか使わなかったりすると黒1マナもったい、もしくはそれが原因で次のフェイズにマナが足りなくなるということを言いたかったのです。
勘違いさせてしまいすみません>

椿
2011年8月5日6:56

はじめまして、いつも楽しい記事をありがとうございます。
最近私もEDHとDNを始めまして、僭越ながらリンクさせていただきました。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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